
月とは遠く離れた天王星。
青い星はすでに夜に飲み込まれ、その土地を守っていた猫は危機に陥ってしまいました。
1人で死闘を続けている天王星の守護者、ニアを助け、月ウサギの仲間に迎え入れましょう!
リン :あれ…?ここはどこ?
リン :うーん、月ではないみたいね…
グルルルルッ…
リン :うっ! ここにも夜の痕跡が?!
リン :とりあえず、こいつらから処理しないと!
リン :やっと静かになったか。
フィッー
リン :び、びっくりした!
ニア :あなた、なに?
リン :いきなり剣を向けるなんて…
リン :先に自己紹介するって習わなかったの?
ニア :新しい夜の眷属か?
ニア :怪しい者に答える必要などない。
リン :ちょ、ちょっと!
キエェェッ!
リン :あっ、ここにも…!今はこいつらから退治しよう!
リン :あなたの星も…光を奪われていたのね…
リン :辛かったね…
ニア :…あなたは、一体何者だ。
ニア :夜を、なぜ知っている?
ニア :なぜ私を… 助ける。
リン :私は月の守護者、リン!
リン :私も夜に返さなきゃいけない借りがあるの。
リン :もう心配しないで!私が助けてあげる!
ニア :守護者…? あなたが?
リン :私の実力、見せてあげる!
リン :どう?私かなり強いでしょ?
ニア :ふん。少しはやるようだ。
リン :あんた…
ニア :私は空を守る天王星の守護者、ニア。
ニア :あなたの力は認めるが、あなたを信じるわけにはいかない。
ニア :天王星の空は、私が守る。
リン :疑いすぎじゃない?
リン :しょうがないなぁ。信頼を勝ち取ってやる!
クルル…クアアッ…
ニア :あれは…!
ニア :また…守るべき者が夜に飲み込まれたのか…
ニア :私は…最善を尽くしている。
ニア :なのに…なんで夜を止められないんだ…!
リン :ボーっとしてたらダメ!また押し寄せてくるよ!
ニア :リン。
ニア :月はどんな場所だ?
リン :月はね~
リン :う~ん、いつも明るく輝いていて~
リン :いつもそばにいてくれる、眺めるだけで力が出る場所!
ニア :天王星の空も…再び輝けるのか?
リン :それは…もちろん、心配しないで!
リン :こいつらを全部倒せば、光を取り戻せるはず!
クルル…クアアッ…
ニア :また一人、住民が食われた…!!
ニア :いくら倒しても、倒しても押し寄せてくる…
ニア :本当に終わりはあるのか?
リン :ニア、しっかりして! 危ない!
リン :ぼーっとしてると怪我するよ!
ニア :私に構うな!
ニア :私は、何のために戦っている?
ニア :私がいくら戦っても皆を守ることも…
ニア :天王星の空を取り戻すことも…
ニア :大切な人たちを取り戻すことも…できない。
ニア :私は、何のために…?
リン :私が助けてあげる!
リン :私がいる。ニアは一人じゃない!
リン :月のように、光を取り戻せる!
ニア :あなたの助けなど、望んでいない!
ニア :私に…構うな!
クルルルッ!
リン :ううっ! もう!!
リン :そんな顔をしてる子を、放っておけられるはずないでしょ!
リン :う私はニアの敵じゃない!
リン :うニアの心が闇に染まるまで、夜はいつまでもやってくる。
リン :うだから、もう私を信じて!
ニア :もう… 何もかも終わりだ。
ニア :天王星の空は…闇に染まった…
ニア :すべてが… 終わったんだ…
クルルルッ!
リン :うだ、だめ! ニア!
クルル…
リン :ニア、避けて!
ニア :……
リン :そんな戦い方をすると怪我をする!
リン :私の言葉はもう届かないの?
ニア :……
リン :お願い、目を覚まして!
ニア :私は…
ニア :私は、何のために…
リン :自分を取り戻して!
リン :このまま夜に飲み込まれてはいけない!
【戦闘後】
ニア :光が、戻ってきた…
リン :一緒なら、光を取り戻せる。
リン :私の仲間になって!
ニア :あなたの力を証明できるなら。
ニア :…少しだけ、付き合ってあげる
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